契約社員から正社員へ|
映画館社員の転職インタビュー
当メディアは、株式会社松竹マルチプレックスシアターズをスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
映画館を動かす
プロフェッショナル|対談
劇場運営は、複数の劇場マネージャーが連携しながら成り立っています。今回は、松竹マルチプレックスシアターズ(以下、SMT)が運営する同じ映画館で働く二人のマネージャーに、日々の仕事で大切にしていることや、連携の中で見えてきた仕事のやりがい、今後のキャリアについて語っていただきました。
2017年4月入社
前職:同社アルバイト
学生時代に松竹マルチプレックスシアターズのアルバイトとして映画館での勤務を経験し、2017年4月に契約社員として入社。現在は3劇場目となる劇場で、日々の運営業務に加え、後輩の育成にも携わっています。「お客様にどう映画を届け、楽しんでもらうか」という思いを大切にしながら、劇場運営に向き合っています。
2025年6月入社
前職:営業事務
指輪メーカーで営業事務として勤務した後、「映画作品を多くの人に届けたい」という思いから映画館業界へ転身。2025年6月に松竹マルチプレックスシアターズへ契約社員として入社しました。現在は劇場マネージャーとして業務に取り組みながら、正社員登用を目指して経験を積んでいます。
映画館の仕事を選んだ理由
映画館の仕事とSMTを
選んだきっかけ
お二人はなぜ映画館で働こうと
思ったのですか?
A.Aさん
私は前職が美容系の仕事でした。学生時代にはMOVIXでアルバイトもしていて、当時を振り返ると映画そのものに強いこだわりがあったわけではなく、少し人と違う環境でアルバイトをしてみたいという気持ちがきっかけでした。そのときの経験で映画館で働くことに興味を持ちました。
S.Nさん
そうだったんですね。初めて知りました。
私の前職はメーカーの営業でした。それ以前は映画やお芝居が好きで、役者を目指していた時期があります。別の道を考えるようになったときに、「作品を支え、多くの人に届ける側」として関われる仕事に魅力を感じ、映画館を選びました。
映画館は、年齢や立場を問わず幅広い人が作品に触れられる素敵な空間です。お客様の反応を間近で見られる点も、この仕事ならではの魅力だと思っています。
松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)
を選んだ決め手は何でしたか?
A.Aさん
アルバイトとして働いていた頃に、SMTの社員の価値観が素敵だと感じたことです。お客様への寄り添い方や人への接し方が印象的で、「SMTで働きたい」と思うようになりました。
S.Nさん
働く社員一人ひとりの意見を大切にしている点です。求人情報にあった「現場のみんなで創り上げる」というメッセージに惹かれたのを覚えています。
運営指針に基づいたうえで現場の声を尊重するSMTの姿勢は、良い意味で自分の想像していた仕事像と違っていました。
契約社員から始まるキャリア
契約社員からキャリアがスタートする
ことには不安はありましたか?
A.Aさん
大きな不安はありませんでした。当時の先輩から正社員登用の仕組みについて教えてもらえましたし、アドバイスをもらえていたので、ポジティブに「正社員を目指そう」という気持ちでスタートできました。
S.Nさん
私にとっては、契約社員からのスタートはむしろありがたかったです。映画館の仕事は決して単純ではないと理解していたので、まずは契約社員として学び、自信を付けた上で正社員に挑戦できる点はプラスだと思いました。
SMTで働いて驚いたことや
意外だったことはありますか?
A.Aさん
働く一人ひとりに任せてもらえることが多いですね。アルバイト時代にも、宣材ポスターの展示位置について意見を出させてもらったことがあり、「ここまで考えて関わっていいんだ」と驚いた記憶があります。
S.Nさん
SMTが初めての映画館勤務なので、毎日が驚きの連続です。覚えることや業務メールで届く情報も多く、最初はその量に圧倒されました。最近は、少しずつ自分のなかで優先順位を付けながら処理できるようになってきました。
※正社員登用のタイミングやプロセスは、本人の取り組みや状況により異なります。
先輩・後輩としてチームを
支え合う
先輩・後輩として、サポートする側・される側で感じていることを教えてください。
S.Nさん
A.Aさんには本当に助けてもらっています。仕事を覚えるなかで焦ってしまうときも、「ゆっくりで大丈夫だよ」と笑顔で声をかけてくれて、それが心の支えになっています。
私の様子や表情も見てくれていて、困ったことや分からないことがあると、その様子を察してすぐに反応してくれるので心強い先輩です。
A.Aさん
S.Nさんは、表情や仕草で困っていることが分かりやすいので、電話対応やイレギュラーな業務の際は意識してみています。教えるときには、焦らずに要点を理解していってほしいなと思っているので、相手のペースに合わせることも考えています。
契約社員としての最初の1年
新人さんが入社してから、一人前になるまでどのくらいの時間がかかりますか?
A.Aさん
個人的には、1年かけてひとり立ちできるようになるのが理想的なペースだと思っています。
入社後3ヵ月ほどは、現場のアルバイト業務や、社員の簡単なルーティンなどの基礎的な部分を身につけてもらいます。3ヵ月から半年かけてその基本業務を深め、6ヵ月以降は疑問点を一つずつ解消しながら、より幅広い知識を吸収していってほしいですね。
S.Nさんが、これまで苦労したことや成長を実感したことはありますか?
S.Nさん
入社したのが夏休みの繁忙期ということもあり、現場の業務を覚えることで精一杯でした。特にお客様対応には、さまざまなシチュエーションがあり、判断に迷うことが多かったです。
私から見たら同じように見える場面でも、先輩社員は状況に応じて異なる対応をしていることがあり、「なぜそうするのか」分からず悩んだ時期もありました。そこで一歩踏み込んで先輩に理由を尋ねるようにしたことで、少しずつ「何を大事にするべきか」が理解できるようになってきたと感じます。
正社員登用に向けて、
取り組んでいることはありますか?
S.Nさん
疑問に思ったことを分からないまま放置しないことをまず意識しています。また、できないことがあったときに自分から教えてもらうことも大切にしていて、これは入社当初から心がけていることです。
A.Aさん
その姿勢は私も感じていますし、周りもきちんと見ていると思います。ぜひ、これからも続けていってほしいですね。
教える側としてはどのようなことに
重点を置いていますか?
A.Aさん
相手のキャパシティを見ながら、その人のペースに合わせた教育や指導を大切にしています。対面やOJTで教えるだけでなく、事前に覚えておいた方がよいことは資料やマニュアルとして渡すようにしています。
映画館を動かす「チーム」と
それを支える仕事
お客様と仲間、両方に
向き合うということ
SMTの映画館で働く上での
心得はありますか?
A.Aさん
第一に大切なのは、お客様のことを最優先に考え、「どうやってより多くの人に映画を届け、楽しんでもらうのか」を常に意識することだと思います。映画が好きでこの業界に入ってくる人も多いですが、自分の気持ちだけにとどまらず、お客様に寄り添いながら運営や企画に携われると良いと思います。
映画館の仕事でおもしろさ、喜びを
感じる場面はどんなときですか?
S.Nさん
おもしろいのは、映画館の裏側を知ることができる点です。喜びを感じるのは、自分にできることが増えたときや、お客様の嬉しそうな反応を見られる瞬間です。
A.Aさん
私は、チームメンバーの育成が順調に進んでいるときにおもしろさを感じます。教えたことやお願いしたことができるようになると、その人の成長を実感できて嬉しいですね。
喜びという点では、S.Nさんと近い部分もありますが、経験を重ねることでできることが増え、落ち着いて冷静に対応できるようになったときにこの仕事のやりがいを感じます。
それでは最も責任を感じるのは
どんな場面でしょうか?
A.Aさん
劇場として一番の責任は、お客様にきちんと映画を届けることだと思っています。そのために、上映が滞りなく行われるよう、日々の準備や確認、作業を積み重ねるのが大切です。
S.Nさん
私も上映機械を触るときには、特に責任を感じます。
責任を分かち合い、
支え合うチーム
社内にはどんなタイプの人が
多い印象ですか?
S.Nさん
私の印象では、お父さんやお母さんみたいに「見守ってくれるタイプ」の人が多いと感じます。困っているときに自然と手を差し伸べてくれますし、最後まで私の話を聞いてくれたうえで背中を押してくれる人が多いですね。
上手くいかなかったときも否定せずに理由やアドバイスを伝えてくれるので、とても心強いです。
A.Aさん
困ったことがあったら力になってくれたり、不安に寄り添ってくれたりする人が多いですね。みんな手を差し伸べてくれる、そんな雰囲気があると思いますね。
お二人がお互いに対して「すごい」と思うことはどんなことですか?
S.Nさん
A.Aさんは何があっても動じないのがすごいと思います。トラブルが起きても慌てることなく、落ち着いて対応されていて、難しいお客様対応も、最終的にはきちんと解決している姿を何度も見てきました。私もいずれはそんな存在になりたいなと思っています。
A.Aさん
S.Nさんは向上心がすごく高いなと思います。分からないことに対して前向きに向き合う姿勢は、こちらも見習わないといけないと感じます。コミュニケーション能力も高く、これまで10人ほど指導してきましたが、そのなかでも特に印象に残る存在です。この仕事ではコミュニケーションが重要なので、そこは本当にすごいと思います。
SMTという環境と、
これから描くキャリア
SMTの一番の魅力は何ですか?
S.Nさん
SMTには、中途の人でもそろって入社研修を受けられる体制があることです。同期の人たちと一緒に過ごした最初の1ヵ月があるから、今も頑張れていると思います。中途でも同期がいるのは、映画館だけでなく珍しいし魅力です。
A.Aさん
私のおすすめポイントは特定劇場限定社員制度*ですね。一定エリアの中で働きたい人のための制度で、正社員になっても全国エリアでの転勤が難しい人でも映画館で働ける制度だと思います。
※制度の適用条件や範囲は、時期や状況により異なる場合があります。
お二人の今後の目標について
教えてください。
S.Nさん
まずは今の劇場や、将来的には他の劇場でも経験を積み、現場でしっかりと力をつけたいと考えています。私自身が映画を観るときには必ずフードを買うので、劇場運営の中でも飲食販売も盛り上げる取り組みや企画にも、今後携われたら嬉しいですね。
A.Aさん
自身のキャリアとしては、社員やスタッフのサポート、マネジメントの面で、引き続きスキルを磨いていきたいです。人に教えたり、思いを伝えたりすることが好きなので、そういう強みを活かせる今の仕事は自分に合っているなと思っています。
最後に映画館の仕事を
目指す方に向けてメッセージを
お願いします。
S.Nさん
私自身もまだ分からないことばかりで、不安を感じる場面はありますが、助けてくれる先輩がたくさんいるので一緒に頑張っていきましょう。
A.Aさん
この仕事は、表立ってお客様と接する機会は思っているより少なく、裏側から劇場運営を支えたり、アルバイトスタッフやメンバーの育成に携わったりする業務が中心となります。裏方的な仕事にやりがいを感じられる人や、コミュニケーション力・協調性を大切にできる人、そして映画が好きな人にはこの世界に飛び込んできてほしいと思います。
松竹マルチプレックス
シアターズの採用情報
※2026年2月調査時点
| 募集職種 | 劇場マネージャー(映画館運営) |
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| 雇用形態 | 契約社員 ※入社1年を経過した方は、希望により4年で最大3回の「社員登用試験」受験が可能。 |
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| 勤務地 | 関東・東北 橋本、昭島、亀有、柏の葉、つくば、川口、さいたま、伊勢崎、宇都宮、有楽町、東銀座、新宿、仙台 | 東海・中部・近畿 清水、三好、八尾、あまがさき、京都、 なんば、梅田 | 中国・九州 広島、倉敷、日吉津、周南、熊本 |
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| 勤務時間 | 8:00~25:00 (実働8時間、シフト制、休憩1時間) 【例】 早番 7:00~16:00/遅番 16:00~25:00 |
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| 給与/賞与・昇給 | 月給24万5,000円以上 別途、一律劇場手当1万円(月額) +各種手当+賞与年2回
※月20時間の見込み残業手当(31,955円)+月10時間の固定深夜割増手当(3,196円)を含む。超過分は別途全額支給。 【年収例】 360万円/劇場マネージャー/入社1年目(契約社員の場合) 400万円/劇場マネージャー/入社2年目(正社員の場合) |
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